4月にブルーノートにJesse Van Rullerが来るということで狂喜乱舞しているヤマムラでございます。実はボカ〜ンにJesseのことを書いた後に、3〜4年前に来日しスイートベイジルで演奏している映像を手に入れまして、ドラムのMartjin Vinkの実際のプレイはある程度確認できました。どうやらこの人もシンバルにはこだわりがあるようで、20と18と思われる2枚をセッティングし、交互にライドしたりクラッシュしたり、サウンドからすると結構古そうなものでした。
それにしても、こうしたヨーロッパ勢の動きって今ひとつ捉えにくいですね。Andre Ceccarelliなんかもそうですが、ネットで検索してもあまり記事を見ないというかノ。あってもフランス語だと読めないって話もありますが。
グルメ系のサイトなんかだと、結構個人評価でも確かなものがあったりします。店を食べ歩いて点数をつけたり、実際には結構無茶な話ですが、これが結構成り立っている。音楽を評価するのって、なかなか難しいのかな。録音されたものを聴くと言う意味では、何度も聞けば印象も変わってくるし、聞く環境やタイミングが変わればまた大きく変化します。また、聴き手の音楽に対する成熟度の違いや、アイドル的な嗜好要素も入ってくるので、評価をした人がいたとしても、それをどれだけ支持する人がいるかということもありますね...。こういう世界に携わっているものとして、私も、ドラマーや音楽業界のためになるサイトを立ち上げなくては...(笑)
話をMartjnに戻すと、彼のスネアのセッティングは、往年のジャズドラマーよろしく、自分から見て向こう側にスネアが傾いています。で、結構スネアは低い位置にありました。叩き方はある意味素人っぽいというか、前回紹介したときに書いた「やんちゃ」な感じです。しかしフレーズは潤沢で、活きのいいものでした。あとは実際の生音がどんな風なのか!?これは、4月にブルーノートで見てきたいと思います。
皆さんも憧れのドラマーを生で見て、時には楽屋に押し掛けて話しかけてみてはいかがですか?そしてFreeのブログでも立ち上げて、どんどんドラマー体験記を書きましょう!草の根ドラム文化を盛り上げるのだ〜!