うーん、最近寒い。なんだか知らないうちに夏が終わったみたいだなぁ・・・そもそも今年の夏っていつ始まったんだっけ・・・いや、本当に終わったのか。。なんて考えているうちに10月に入ってしまいました。このままでは、夏ファンが悲しむじゃありませんか!!!
そこで、夏不足の皆さんに季節外れではありますが、熱いアルバムを紹介したいと思います。熱帯JAZZ楽団の
「TROPICAL JAZZ BIG BAND VI 〜En Vivo〜
」
です。
熱帯JAZZ楽団の6枚目のアルバムであるこの作品は、ライブレコーディングの作品なので、会場の一体感が凝縮されていて、それはもう陽気な気分になれる1枚です。同時にDVDもリリースされていて、1つのアルバムで2度楽しめます。曲目は次のとおりです。
DISC 1
・GETAWAY(ゲッタウェイ)
・MY FAVORITE THINGS(マイ・フェイバリット・シングス)
・OBATALA(オバタラ)
・VENUS(ヴィーナス)
・SING.SING.SING(シング・シング・シング)
・DUENO DEL SOLAR(ドゥエニョ・デル・ソラール)
DISC 2
・MAMBO DE LA LUZ(マンボ・デ・ラ・ルス)
・EPOCA DE ORO(エポカ・デ・オロ)
・SUSSUDIO(ススーディオ)
・DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH(今夜はドント・ストップ)
・SEPTEMPER(セプテンバー)
このアルバムの中で、個人的にお気に入りの曲をピックアップして紹介したいとおもいます。
「GETAWAY」
言わずと知れたEarth,Wind&Fireの大ヒット曲ですが、この曲ではリーダーであるカルロス菅野氏によるBongoソロが炸裂してます。ライブの最初からかっ飛ばしてくれてます。原曲とはちょっと違うラテンのスパイスたっぷりの演奏に酔いしれてください。
「OBATALA」
この曲は何度も聞いてみて下さい。聞く回数を重ねていくとだんだん味わいが出てきます(当社比)。この曲では、コスマス・カピッツァ氏のCongaソロ、美座良彦氏のTimbalesソロ、神保彰氏のDramsソロが3連続でやってきます。ご注目!!
「MAMBO DE LA LUZ」
この曲はコスマス・カピッツァ氏のCongaソロで始まります。パーカッショニスト大注目ですよ。CDの裏ジャッケトでセッティングを確認できますが、Conga3本+ジャンベ1本を使ってソロを展開しています。
最初に聞いたときはジャンベを使ってると思ってなかったので、「何でCongaでこんな音が出るんじゃー!!!」と、興奮してしまいました。嬉しい事にDVDでは手元のアップ映像を見ることができます。情熱的なメロディーと最後を締めくくるCongaソロも注目です。
「SUSSUDIO」
お待たせしました。この曲は、なんと言っても約3分間に及ぶ神保彰氏のDramsソロが魅力です。約9分の曲の中で、3分間のソロ・・・凄すぎです。
ちなみにDVDでは、ちゃんと神保彰氏のフットワーク(左足クラーべ)も確認できます。まばたきする暇はありません。
「DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH」
聞いて、笑って、叫んで「シュルシュルドカ〜ン!!」いや、失礼。この曲はBaritone
Saxの宮本大路氏の遊び心にノックアウトされましょう。他に語ることはありません。
「SEPTEMPER」
僕が熱帯JAZZ楽団で一番好きな曲です。GETAWAYと同様Earth,Wind&Fireのカバーですが、中路英明氏のアレンジが、最高にカッコイイです。松島啓之氏Trumpetソロの時によーく聞いていると鈴の音が・・・そして感動のクライマックス。最後の最後まで涙流す程カッコイイです。
本当にお粗末な文章ですが、僕のハートは届いたでしょうか?他のアルバムもお勧めですので、是非聞いてみて下さい。 |