リズケン(リズム教育研究所)の研究生って?

 ドラム・パーカッションの専門研究機関であるリズム教育研究所には、幅広く音楽界に貢献できる音楽家の育成及び援助を目的とし、プロフェッショナルなプレイヤー/インストラクターの養成を行う研究生制度があります。1980年より現在までに多数の演奏家及びインストラクターを輩出しています。研究生の在籍者で特に能力が認められた場合は、無償にてレッスンを受講できる研究員制度も設けています。

  また、2002年度よりスタートした研究生プログラムでは、演奏のテクニックのみならずプロとして活動していくために必要な要素を総合的に学ぶことができます。さらに施設内の スタジオ、楽器及び資料が無償で使用できる研究生特典もあります。

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リズケン研究生制度のポイントを解説!

1.研究生の練習場所の確保と提供

 テクニックの維持と向上には「日々の継続的な練習」が必要不可欠です。 音大や専門学校を卒業したあと、打楽器奏者は練習場所の確保に苦労します。 リズケンの研究生は併設スタジオを予約利用することができ、練習コストの削減につながります。

2.楽器の共有(シェアリングシステム)

 楽器や機材を一式揃えること。それは駆け出しミュージシャンにとって避けられない大きな問題の一つです。 日々の練習や演奏仕事をこなすためには、楽器がないことには始まりません。 ドラマー、パーカショニストとして活動するのに十分な機材を手に入れるまでにはトータルで数百万円はかかることでしょう。
 研究生は楽器のシェアリングシステムを活用して、リズケン所有の楽器を自身の音楽活動に役立てることができます。 リズケンには、ジャズ・ポピュラー・ミュージカルなどの現場に対応できるプロ仕様の楽器が揃っています。

3.専門領域のテクニック、知識、教養の形成

 専門学校、音楽大学では熱意を持ち充分に研鑽を積まれてきたことでしょう。しかし2年~4年間という非常に短い期間で、これからの音楽人生に必要な知識・技能をすべて身に着けることは難しいことです。
 リズケンでは、さらなる知識習得・技能向上を目指すミュージシャンのために、大学院相当となる研究生プログラム(実技レッスン、講義、ゼミ形式講座など)を開講して、研究生のスキルアップを手厚くサポートします。

4.社会的スキルの形成

 ひとりの社会人として自立して生きてゆくためには、音楽的なこととは別に多くの知識やスキルが必要です。円満な人間関係を築く力やコミュニケーション能力、ビジネススキル、一般常識など、簡単そうに感じるかもしれませんが、音楽と同じで練習しない限り上達することはありません。特に、音楽家のほとんどは個人事業主(フリーランス)であり、学校を離れあとは誰かに教え導いてもらう機会は激減します。つまり、課題の発見から解決まですべて自分で取り組むことなるのです。
 研究生の指導方針には、上記のような「社会的スキル」の育成も含まれており、OJT(On The Job Training)として演奏以外の実務訓練の場も提供しています。

5.仕事の斡旋、オーディションへの紹介

 仕事は人と人とのつながりの中で巡ってくることが多いものです。 これまでのリズケン関係者はトータルでは数百人にのぼり、馴染みのある方々より求人のお話や仕事の依頼が舞い込んで来ることもあります。その際は、研究生の中からオーディション等で適任者の選抜を行い推薦しています。

6.生活コストの削減

 リズケンがあるのは東京都足立区。都内の中でも住宅費や物価が安いことでも知られており、アルバイトをしながら生活と音楽活動の両立ができる都内で唯一の生活コスト最安地域といえるでしょう。

7.その他(イベントなど)

 夏にはみんなで海へ出かけたり山でバーベキューしたり、時には温泉施設に行ってみたり、ラーメン屋に行ってみたりなどなど、イベントごとも充実しています。真面目に勉強&研究するだけでなく、研究生仲間や講師とも交流を深めることで、現場の情報を共有したり、人脈を広げることにもつながります。

 上京して研究所に所属しながら都内に活動の拠点を構え、さらに音楽活動を継続させられるのがリズケン研究生の魅力です。
 さあ、一歩踏み出しましょう!

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<所在地>
東京都足立区栗原3-4-6 リズム教育研究所 
※(株)ケン・ミュージックに併設

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