某日・・・ある人からの質問
Aさん「ねえねえ〜リズケンのぼかーんを見たけどさ、あのゴンボってどんな楽器なの?」
呉「違うよ、ゴンボじゃないよ、ボンゴだよ。」
Aさん「そうそうそれ、ボンゴ!あの酒が入ってそうな樽のやつでしょ?」
呉「それも違うよ、それはコンガ!」
Aさん「あ〜わかった、ゲームで有るよね。ドンキーコンガ!ってやつね。」
呉「へ?そんなゲームあるんだ。こんどやってみよう。」
というわけで、今回から楽器の説明をすることにしました。
毎回いろいろな楽器を紹介するので、ゲームばかりしないでこれを読んで勉強しましょう。それではお楽しみに〜。
今回は、パーカショニストがもっとも使用する頻度のが高いと思われる楽器「コンガ」を紹介します。
コンガはキューバ生まれの楽器で、手で叩く(ハンドドラム)中ではもっとも有名な楽器で、樽型の形をしたものに、牛の皮を張った片面太鼓です。
キューバは、征服者のスペイン人と奴隷として連れてこられた西アフリカの人々たちからなる国で、音楽も当然その二つの要素が交じり合ったものとなっています。
コンガは、奴隷として連れて来られた黒人達がアフリカから持ち込んだ楽器をもとに作られて出来たものです。
大きさは3種類あり、小さい方から、キント、コンガ、トゥンバドーラと呼ばれていますが、現地キューバでは、小さい方から、キント、トレス・ドス、サリドールと一般的に呼ばれています。
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